MTGアリーナ初心者部 ドラフト考察その1 それぞれの色の強みを知ろう編
参考:
強いカード・強い組み合わせを取ること(パワーを高く)
マナカーブと、クリーチャー/他の呪文比を意識すること(安定性を高く)
明確な勝ち筋を考えること(立ち回り易く)
の3点を軸に考えていく。
まずは、単色について、大まかな特徴と平均以上の働きが出来るカードを見ていこう。
色ごとの特徴
白
コモンに2コストクリーチャーが3枚、除去が豊富になっている。アンコモンに債務の聖職者(3/2/1死後2)と立ちふさがる霊(3/3/3)があり、3コスト帯が優秀。
青
色のイメージどおり、ドロー・サーチが豊富。冷気をもたらす者(5/3/3飛行)とフェアリーの決闘者(2/1/2瞬速飛行)がコモンで強い。
黒
標準スタッツの低コストクリーチャー 接死 キャントリ、不正相続でコモンの平均が高い。アンコモンに処罰者(2/1/2接死死後1)と尖塔の刻み虫。
赤
コモンに焼印、批判家刺殺 5/6/5オーガ 炎樹族の万人(3/2/1暴動ルーター)と優秀な除去とクリーチャー。ゴブリンの集会も集めれば悪くない。アンコモンに短剣使い。
緑
全体的にスタッツが高く、コモンに5/4/4暴動鹿 3/4/2適応トカゲ 2/2/2適応トカゲ人間、アンコモンに4/4/4サイ。
ここからは、実際のデッキによく現れる色の組み合わせを見ながら、その強みを考える。
多色になった時の特徴
白青(アゾリウス)
コモンにはちょっと良いクリーチャーと束縛。アンコモンには高コストの飛行と、デッキタイプを決定し得る、ドビンの鋭感と厳戒態勢。
白青メインで組むならば、リソース補充し妨害しながら飛行を通すデッキか、もしくはアンコモンの特殊なカードを使ったデッキになるだろう。
白黒(オルゾフ)
コモンがいずれも優秀で、CPUが残しがち。アンコモンも屈辱(除去) 鐘つき(4/3/4回復ハンデス)無慈悲な司教(地上ストップ) 消耗(除去+回復)とどれも優秀。
白の除去やバフと、黒のリソース補充を活用しながらテンポを取り、優秀なクリーチャーとミッドレンジでビートダウンするデッキになる。
白青黒(エスパー)
白青+黒の場合の、アゾリウスのコントロールに、白黒の強力なクリーチャーをタッチした形になる場合が多く想定される。これは、白、青、アゾリウスのいずれにも強力なクリーチャーが少ないため。
白黒+青の場合は、除去に富むため、だいぶコントロール気味の形になるだろう。
青緑(シミック)
コモンのエアロムンクルス、応用生術、成長のらせんはいずれも強力であり、アンコモンもすべてが強力なカードと言っていい。
緑という色の性質も含め、単体のカードパワーが高いので、緑と青のフォロワーのパワーで押していく構築になりそうだ。
赤緑(グルール)
コモンの瓦礫帯走り、エイリンクス、野蛮な一撃はどれも強い。レアも優秀だが、素直な効果が多い。
シミックのマナ加速や順応シナジーを抜いた代わりに、単体のカードパワーや除去・コンバットトリックに優れた組み合わせになっている。
赤青緑(ティムール)
順応シナジー、門シナジーを見ての色(らしい、上記晴れる屋より)。
シミックもグルールも、色縛りのきついカードがややきつめなので、それを考えても門を多めにピックしていき、高いカードパワーを押し付けるデッキになるだろう。
赤黒(ラクドス)
コモンにやや癖のあるカードが多いが、アンコモンにはパワーがある。
優秀な除去と低コストフォロワーと顔打点でアグロ~ミッドレンジ気味に動くことになるだろう。焼印刃の接死付与と悪鬼や短剣使いの相性がよい。
赤黒白(マルドゥ)
黒の生贄で、反逆の行動やゴブリンの集会のパワーが大きく上がるのが特徴。
これらのシナジーを見て、デッキパワー的にラクドスやオルゾフよりも強く組める時に狙うことが多そうだ。
色ごとの主な勝ちパターンや、強力なカード/コンボはこんなところか。
今回はここまで。